小児うつ病の10代女子の詩

自分の話では無いんですが、小児うつ病の10代女子の詩があります。

朝あまりに起きられなくて、OD(起立性調節障害)と診察されて
血圧を毎朝晩測りながら、血圧を上げる薬を飲んでいたけどいっこうに治らず
最終的に別の病院で小児うつ病と診断されてたそうです。

その後リフレックスの服用などで大分調子を取り戻した様なのですが、
部活や学校にいろいろと支障を来したそうです。
そんな彼女の手記が心に響きました。許可を取ったのでここに載せたいと思います。

うつ病になりかけの方も、もう結構うつ病の人もきっと思うことがあるんではないかと思います。


 

無題

 

私が弱いから色々なことが出来なかったし、

色々なものを傷つけてきたわ

でも、確かに甘える理由にはなっていたわ。

全ての免罪符だったわ、

けれどもね、

実際本当に勝手に動かなくなるのよ

心構えをしているから、とか

思い込みかも、とか自分でも思うけど、

でもたまらなく不安になって、

のろくなって、こわくなって、頭も鈍くなって、

人に頼るのも難しくなって、

当たり前のことをこなせなくなって、

何もしなくてよくなって、何も出来なくなって

ただもたれているだけでよくて

この波が早く過ぎてくれますようにと

祈りながらずっとごめんなさいと

謝り続けるの。他者に自分に赦して赦してと

請い続けるの

いなくなりたいと思っても

でもそれはだめなことだ

いけないことだと

自分をいさめて

大丈夫大丈夫と励まして、

衝動に負けぬよう

より楽な方へ導かれぬよう

自分を抱くの

大事なぬいぐるみにしがみついたりもするの

いけないことの理由を考えぬよう

耐えろ耐えろと

世界を遮断するの


 

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