うつ病が治るという事

うつ病の予後

(予後(よご)=病気にかかった者について、その病気がたどる経過と結末に関する、医学上の見通し。)

大事なのが、うつ病を患った時の自分の状態(元の状態)に戻るのではないという事。
加齢や生活リズムの変化等で色々な事が変わっています。
あと、精神の奥深くに刻み込まれた「これ以上作業してはいけない負荷をかけてはいけない」という意識のストッパーも刻み込まれています。

うつ病は再発がしやすいという話も良く聞きますが、実際の所完治はありません。
うつで完治にを意味するところの「寛解(かんかい)」の意味するところは「全治とまでは言えないが、病状が治まっておだやかであること。」です。
ですので他の病気の再発とは少しニュアンスが違います。
「回復してもすぐに薬は止めない」というのは鉄則ですが、薬を飲まなくて良くなったから、元の仕事量をばりばりにこなせるかというと、他の病気でもリハビリは必要ですがそれ以上に全治ではないので難しい訳です。

 

寛解(かんかい)の割合

治療にかかった期間は記載されていませんでしたが厚生労働省の発表で、うつ病の8割ほどはほとんど以前の元気が回復している状態「寛解」状態を迎えることができるとされています。

あとの2割、5人に1人の患者さんは計算上寛解には至っていない(少なくても今のところは)という事です。
と思ってしまうのがうつ病のネガティブさでしょうね。きっと。
寛解にならない状態のままで生活し続ける場合もごく少数でしょうが、あり得る訳です。

そういう状態になったとしても、自分ができる範囲+αの事を少しずつこなしていきましょう。
何度も繰り返しになりますが、いきなり元の自分ができたことをやろうとしても難しいですから。

 

無理は禁物

転職をすればきっと良くなると思い、
症状を隠して、薬をじょじょに減らして、主治医に転職の許可をもらって転職。
薬を飲まないで一定期間はもちましたが、また調子が悪くなり、その後療養。
無理をしてせいで、その後5年以上何もできない状況になってしまうという事もありますから無理は禁物です。

前の記事(Previous)
うつ病と自殺
次の記事(Next)
うつ病とブレーカー

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ