うつ病とブレーカー

うつ病とブレーカー

うつ病は、電気を使う機器(電子レンジとかエアコンとか)を大量に使うと、備え付けの電気のブレーカーが落ちる事によく例えられます。
ブレーカーが落ちるのは、家の電気機器が破損したり、漏電したりする事を防ぐ為です。
電気機器と人間が違うのは簡単に電気機器のスイッチを切るように仕事・ストレス・負荷を減らして、ブレーカーを維持するようにはなかなか生活できないことです。

でも…

ちょっと調子が悪くなってブレーカーが落ちそうになっても、少し負荷が弱くなると同じ負荷をかけてしまうのです。場合によっては遅れた分さらに大きな負荷を。

うつ病は大事

人間の体もこれ以上頑張ると体を維持できない状態になると、脳のブレーカーを落とすわけです。
ですからうつ病や自律神経失調症は、あなたの脳のブレーカーを落として、あなたの体に万が一の事が起こらないようにしている状態なのです。

まれに脳のブレーカーが落ちるほどの状態なのにさらに頑張りすぎて、過労死もしくは突然死してしまう方もおります。

うつ病と仲良く

うつ病のあなたは、脳が生き続けようとして、命を守るための手段として多種多様な症状がでている、正常な人間なのです。
もしも精神的負荷が大きい生活が日常であったなら、うつ病になっても何も不思議ではありません。

そんな状態までがんばってくれた、自分自身に感謝の念を込めて、今少し「頑張り」を少なくしてみましょう。

 

 

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